Dellの一部モデルはタッチスクリーンに対応していますが、何らかの理由でこれを無効にしたい場合があります。MiniTool Partition Wizardのこの記事では、Dellのタッチスクリーンをオフにする方法を3つご紹介します。
Dellのタッチスクリーンをオフにする理由
Dellは、さまざまなPC製品を製造・販売する有名ブランドです。現在では、タッチスクリーンPCを生産するメーカーが増えてきていますが、Dellも例外ではありません。タッチパネルには以下のような利点があるからです。
- スマートフォン感覚のインタラクティブな体験
- PDFやウェブページ、動画などをより快適に閲覧
- 4096レベルの感圧タッチペンに対応したモデルでは、PSやSAIなどのペイントツールを利用可能
Dellなどでタッチパネルをオフにする理由の例:
- タッチパネルに不具合が発生したため、オフにする必要がある
- タッチパネルがオンになっているとバッテリーの消耗が激しくなるため、電力を節約したい
Dellのタッチスクリーンをオフにする方法
Dellでタッチパネルをオフにするには、次の方法を行います。
方法1: デバイスマネージャーでタッチスクリーンを無効にする
タッチスクリーンをオフにする方法としては最も一般的で、ほとんどのモデルに対応しています。
- タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力し、「デバイスマネージャー」を選択します。
- 「ヒューマンインターフェイスデバイス」の隣にある矢印を選択し、「HID準拠タッチスクリーン」を選択します。
- ウィンドウの上部にある「操作」タブから、「デバイスを無効にする」を選択・確定します。
方法2: コントロールパネルでタッチスクリーンを無効にする
以下の手順で、コントロールパネルからタッチスクリーンをオフにできます。
- タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開きます。
- コントロールパネルをカテゴリ表示にして、「ペンと入力デバイス」をクリックします。
- 「タッチ」を選択します。
- 「入力デバイスとして指を使用」のチェックを外します。
方法3: BIOSでタッチスクリーンを無効にする
上記の方法でタッチスクリーンを無効にできない場合は、こちらの方法をお試し下さい。BIOSからタッチスクリーンを無効にすることは節電にも効果があります。
- コンピューターを再起動します。起動中にBIOSキーを押して、ファームウェアに入ります。Dellのほとんどのモデルでは、BIOSキーはF2かF12です。
- ファームウェアに入ったら、「Touch Screen」を探し、これを無効にします。
ただし、XPS 9360のBIOS1.3.5以下のバージョンでは、タッチスクリーンを無効に設定しても動作するという不具合が確認されています。古いバージョンのBIOSをお使いの場合は、最初にBIOSを更新して下さい。
最後に
一般的には上記の方法でタッチスクリーンを無効にすることができ、有効化する場合もデバイスマネージャー、コントロールパネル、BIOSを使用します。
うまくいかない場合は、ハードウェアの接続を切断してみましょう。
マザーボード・画面間でデータを転送するケーブルと、タッチ入力を転送するケーブルが異なるものであれば、タッチケーブルを物理的に取り外すことができます。