JNLPファイルとは?JNLPは何に使う?Windows 10でJNLPファイルを開くには?MiniToolのこの記事では、これらの質問に対する答えを探ります。
JNLPファイルとは?
JNLP (Java Network Launch Protocol) は、ウェブやネットワーク上でJava実行ファイルを起動するのに使われるファイル形式です。Javaプログラムをダウンロードするためのリモートアドレスや、最初に実行するクラスなどの情報が含まれています。
JNLPファイルは通常XML形式で保存され、XML形式に対応するテキストエディターで閲覧・編集できます。JNLPファイルを開けるJava Web Start技術を含んでいるため、Java Runtime Environment(JRE)があるシステムで簡単に実行できます。
プログラム固有のファイルであることから、コンピューターがJava Web Startアプリケーションから実行する際にJNLPファイルを認識しないことがあります。そのため、コミュニティやフォームではJNLPファイルを開く方法などの質問がよく見られます。
同じ問題にお悩みの方は、このまま読み進めて下さい。
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JNLPファイルを開く2つの方法
JNLPファイルはWindows、Mac、 LinuxなどのOSで、Java Web StartやKarakun OpenWebStartなどのテキストエディターで開くことができます。それでは、Windows 10でJNLPファイルを開く方法について見ていきましょう。
方法1: Java Web StartでJNLPファイルを開く
Java 5.0のリリース以降、Java Runtime EnvironmentにJava Web Start (JavaWS)が追加されました。これにより、ワンクリックでフル機能のアプリケーションを起動できます。Windowsでは、.JNLPファイルに他のアプリケーションがデフォルトで設定されていることがあるので、ファイルを開くにはJavaのディレクトリからJavaWSを選択する必要があります。
それでは、Java Web Startを使って.JNLPファイルを開く方法について解説します。
ステップ1: JNLPファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択します。
ステップ2: 表示されるウィンドウをスクロールして、「このPCで別のアプリを探す」を選択します。
ステップ3: 次のパスから「javaws.exe」を探します。
C:\Program Files (x86)\Java\jre1.8.0_261\bin
ステップ4: JNLPファイルをクリックし、「開く」を選択して開きます。
方法2: JNLPファイルをテキストエディターで開く
テキストエディターでは、JNLPファイルを開くだけでなく、コードの確認や編集もできます。そのため、JavaをインストールしていなくてもJNLPを開くことが可能です。
ヒント: JNLPファイルはテキストファイルとしてのみ開かれるので、他の操作には一切影響しません。
JNLPファイルは、メモ帳などのテキストエディターで開くことができます。それでは、メモ帳を例に、詳しい手順を解説します。
ステップ1: JNLPファイルを右クリックし、「メモ帳で編集」を選択します。このオプションが表示されない場合は、「プログラムから開く」をクリックしてメモ帳を選択して下さい。
ステップ2: JNLPファイルが開いたら、内容を確認・編集します。
以上、JNLPとは何か、そしてWindows 10でそれを開く方法についての詳しい情報をご紹介しました。