MiniTool Partition Wizardのこの記事では、最近Windows 11で登場された新機能「自動字幕起こし」についてを紹介しています。この機能により、デバイス上の音声に字幕を表示することができます。では、Windows 11で自動字幕起こし機能を有効にする方法を見ていきましょう。
「自動字幕起こし」とは
2021年末、マイクロソフトはWindows 10の後継OSであるWindows 11をリリースしました。
Windows 10と比較して、Windows 11は異なる展望を持ち、いくつかの新機能と改良された機能を備えています。もちろん、Windows 10と同じ、Windows 11にも、いくつかの特定のバグや欠点があります。ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、マイクロソフトはWindows 11の更新プログラムをリリースし続けています。
2022年2月16日、マイクロソフトはWindows 11 Insider Preview Build 22557をリリースしました。更新プログラム内には、「自動字幕起こし」を含む多くの新機能が含まれています。この機能は、Windows 11で音声に可視的な字幕を提供できる機能です。デバイス上で音声があるコンテンツから自動的に字幕が生成され、聴覚障害者のユーザーが動画や音声をより理解しやすくすることができます。
そして、自動生成された字幕は、ユーザーのニーズに応じて、画面の上部または下部に表示したり、フローティングウィンドウに表示したりすることができます。また、ユーザーは字幕ウィンドウのサイズを変更したり、外観をパーソナライズしたりすることもできます。
Windows 11 で自動字幕起こしを有効にする方法
Windows 11で自動字幕起こし機能を使うには、まずそれを有効にする必要があります。具体的な手順は以下の通りです。
ステップ1:Win + Iキーを押して、「Windowsの設定」を開きます。
ステップ2: 設定ウィンドウの左ペインで「アクセシビリティ」を選択します。右側のペインで、「字幕」をクリックします。
ステップ3:次のページで、「自動字幕起こし」のトグルをオンにします。
提示: Windows 11では、Win + Ctrl + Lキーを押して、「自動字幕起こし」をすばやくオンにすることもできます。
ステップ4: ポップアップウィンドウで、「同意する」をクリックして、音声データのローカル処理を承認します。
これにより、Windows 11で音声を含むコンテンツを再生すると、字幕が自動的に生成される」ことができます。
「自動字幕起こし」の設定をカスタマイズする方法
自動字幕起こしのデフォルト設定が気に入らない場合は、好みに応じてカスタマイズすることができます。
「設定」→「アクセシビリティ」→「字幕」を選択します。すると、色や文字サイズなど、字幕のスタイルを変更することができます。利用可能なオプションには、黒地に白、小さな大文字、大きなテキスト、青地に黄、黒地に白 (コピー)があります。
また、字幕の表示場所を調整したい場合は、字幕ボックスの「設定」アイコンをクリックし、「位置」を選択します。 次に、以下のオプションから一つを選択することができます。
画面上、画面下、画面上に浮遊
字幕の設定では、適切なオプションを選択することで、汚い言葉をフィルタリングしたり、マイクからの音声を字幕に追加することもできます。
自動字幕起こしを使用しているとき、Windowsの設定でこの機能を有効にしたり無効にしたりするのが不便だと感じるかもしれません。この問題を解決するには、Windows 11の小さくて使いやすいツールであるクイック設定に「自動字幕起こし」機能を追加することです。詳細手順は以下の通りです。
- Win + Aキーを押して、Windows 11のクイック設定を開きます。
- 編集(鉛筆アイコン)をクリックします。
- 「追加」→「アクセシビリティ」を順番に選択し、「完了」をクリックします。
この後、「自動字幕起こし」機能を有効または無効にする場合は、「クイック設定」を開き、「アクセシビリティ」をクリックします。