XQDカードとは
XQDカードは、CompactFlashカードの後継として開発されたメモリカードです。このカードはPCIeおよびNANDフラッシュ技術を採用しており、読み取りおよび書き込み速度は1Gbit/秒から最大約5Gbit/秒に達します。また、最大ストレージ容量が2TBを超えるため、大量のRAW画像や高解像度の動画ファイルを保存するのに最適です。
標準的なSDカードと比較して、XQDカードはデータ転送速度がさらに速く、主にハイエンドカメラで使用されています。しかし、誤って削除したりフォーマットしたり、XQDカードが破損したりすることで、データが失われる場合があります。では、XQDカードから削除された写真や動画を復元することは可能なのでしょうか?どうすれば復元できるのか、詳しくご紹介しますので、ぜひ読み進めてください。
フォーマットされたXQDカードが復元可能か?
XQDカードから削除された写真を復元することは可能ですか?もちろん可能です!カードに物理的な損傷がない限り、誤ってファイルを削除したり、カードをフォーマットしたりしてしまった場合は、MiniTool Partition Wizardなどの専門的なデータ復元ツールを使用すれば、簡単にデータを復元できます。ただし、損失が発生したら、すぐにカードに新しいデータの書き込みを停止してください。データが上書きされると、削除されたファイルが回復できなくなる可能性があります。
XQDカードから削除されたファイルを復元する方法
WindowsでフォーマットされたXQDカードをデータ復元するにはどうすればよいでしょうか?ここでは、MiniTool Partition Wizardを使用することを強くお勧めします。このツールは、XQDカードだけでなく、フォーマットされたメモリカード、TFカード、USBドライブ、SSD、ハードドライブからのデータ復元にも対応しています。また、不適切な操作やシステムクラッシュ、停電などで削除されたファイルの回復も可能です。
この強力なソフトウェアは、写真、動画、オーディオ、ドキュメント、アーカイブなど、100 種類以上のファイル形式の回復をサポートしています。データ回復に加えて、パーティションの拡張/サイズ変更/コピー/フォーマット、クラスターサイズの変更、ハードドライブのクローン作成、ハードドライブエラーのチェック、データ損失なしで MBR から GPT ディスクへの変換など、ディスクおよびパーティションの管理に関する操作も実行できます。
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以下のガイドに従って、MiniTool Partition Wizardを利用してXQDカードから削除されたデータを復元しましょう。
ステップ1:XQDメモリカードをコンピューターに挿入し、MiniTool Partition Wizard を起動してメインインターフェイスに入ります。上のツールバーから「データ復元」を選択すします。
ステップ2:論理ドライブの下のメモリカード文字を選択し、「スキャン」をクリックします。または、「デバイス」タブに移動し、メモリカードを選択して、「スキャン」をクリックすることもできます。特定の場所からデータを回復する場合は、下の「特定の場所から回復する」部分で失われたファイルが保存された場所を選択することができます。
ステップ3:スキャンが完了するまで待ちます。スキャン中に目的の写真ファイルが見つかった場合は、「一時停止」または「停止」ボタンをクリックします。「検索」をクリックして検索バーにファイル名を入力すると、目的のファイルをすばやく見つけることができます。また、「プレビュー」機能を利用して、検出されたファイルをプレビューできます。
ステップ4:回復する必要があるすべての項目をチェックし、右下の「保存」ボタンをクリックします。次に、選択されたファイルを保存するディレクトリを選択し、「OK」をクリックします。元より別のドライブに保存した方がいいです。そうしないと、失われた・削除されたデータが上書きされるかもしれません。
さいごに
誤ってXQDカードに保存されるファイルを削除したり、誤操作でXQDカードをフォーマットしたりする場合、予期せぬ専門的なデータ回復ツール「MiniTool Partition Wizard」を利用して、重要なファイルを復元してみましょう。