WindowsでOneDrive と同期されているローカル フォルダーからファイルを削除しようとすると、「エラー 0x80071128: 再解析ポイント バッファーに存在するデータが無効です。」というエラーメッセージが表示されることがあります。MiniTool Partition Wizardのこの記事では、このエラーの対処法について説明していきます。
一部のWindowsユーザーから、コンピュータ上の特定のファイル/フォルダの削除に失敗、エラーメッセージ「エラー 0x80071128: 再解析ポイント バッファーに存在するデータが無効です。」が返されるとの報告があります。削除操作を何回再試行しても、エラーは継続します。 以下は、Microsoft コミュニティ フォーラムで助けを求めている実際のユーザーからの投稿です。
エラー 0x80071128: 再解析ポイント バッファーに存在するデータが無効です。フォルダを削除しようとしているのですが、このようなエラーメッセージが出続けています。OSはWindows10です。このフォルダーと中身のファイルを削除するにはどうしたらよいでしょうか。
https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/all/error-0x80071128-the-data-present-in-the-reparse/c3c8a4ce-85b9-4e8c-b9ae-d2c8e9faf7b7
同じような状況に遭遇した方はご安心ください。 この投稿では、このエラーを修正するための完全なガイドを示します。
おすすめ記事:修正:再解析ポイント バッファーに存在するタグが無効です
0x80071128エラーについて
「エラー 0x80071128: 再解析ポイント バッファーに存在するデータが無効です。」エラーメッセージは、次の2つの状況で発生する可能性があります。
- 特定のフォルダまたは中身の内容を削除しようとしている
- 特定のフォルダをある場所から別の場所にコピーまたは移動しようとしている
0x80071128が発生すると、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
アプリケーションのコンポーネントで、ハンドルされていない例外が発生しました。[続行]をクリックすると、アプリケーションはこのエラーを無視し、続行しようとします。
再解析ポイント バッファーに存在するデータが無効です [HRESULT からの例外: 0x80071128]
対処1. システムファイルチェッカーを実行する
0x80071128エラーは、削除したいフォルダが破損していることが引き金となる場合があります。そのため、削除の前に、フォルダを修正する必要があります。システムファイルチェッカーは、フォルダーを修正するのに役立つWindowsのユーティリティです。ここでは、SFCのスキャンを実行する方法を説明します。
- WindowsキーとSキーを同時に押して、検索窓を開きます。
- 「cmd」と入力し、最も一致する検索結果の「コマンドプロンプト」を右クリックします。
- ドロップダウンメニューから「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトのウィンドウに「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。
- 処理が完了したら、PCを再起動し、エラーが解消されているかどうかを確認します。
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対処2. DISMを実行する
展開イメージのサービスと管理 (DISM) は、Windows イメージの問題を検出して修正するために使用されるコマンド ライン ツールです。
SFC スキャンでエラー 0x80071128を修正できない場合は、Windows イメージに問題がある可能性があります。したがって、引き続きDISM スキャンを実行してみてください。
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 「exe /Online /Cleanup-Image /ScanHealth」と入力し、Enterキーを押します。
- コンポーネントストアが破損しているかどうかをチェックし、結果を記録します。
- 次に、「exe /Online /Cleanup-Image /CheckHealth」と入力し、Enterキーを押します。
- これにより、レジストリにコンポーネント破損マーカーが存在するかどうか確認します。
- 次に、「exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」と入力し、Enterキーを押して、上で見つかった破損したDISMを修復します。
- 完了したら、エラーが修正されているかどうかを確認します。
対処3. CHKDSKユーティリティを実行する
また、ハードドライブの不具合も0x80071128エラーの原因になる場合があるので、CHKDSKユーティリティを実行してハードドライブのエラー チェックを行いましょう。詳細手順は以下のとおりです。
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 「chkdsk C: /f /r」のコマンドを入力してEnterキーを押します。
- すると、「ボリュームが別のプロセスによって利用されているため、CHKDSKを実行できません。次回のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケジュールしますか?」というメッセージが表示されます。ここで、Yを押してスケジュールを確認します。
- すると、CHKDSKは次回システム再起動時にハードドライブのスキャンと修復を行います。
また、MiniTool Partition Wizardの「ファイルシステム チェック」と「サーフェステスト」機能を使用して、ディスクのエラー スキャンと修正を行うことも可能です。
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結語
この記事は、特定のファイル/フォルダの削除時に、「エラー 0x80071128: 再解析ポイント バッファーに存在するデータが無効です。」というエラーメッセージが表示される場合の対処法を紹介します。ご参考になされましたら幸いです。他にも有用な解決策があれば、以下のコメント欄で共有してください。