解決済：ファイルがxlive.dllから見つからない（PC版ゲーム向け）

Xlive.dllエラーについて

「そもそもxlive.dllってなに？」という方も多いのではないでしょうか。そこで、まず、xlive.dll について、簡単にご説明させていただきます。

xlive.dll とは、Microsoftによって開発されたDLL（ダイナミックリンクライブラリ）ファイルの一種です。また、Windowsオペレーティングシステムの重要なシステムファイルです。Xlive.dllには、Windowsで適用できる一連のプロシージャとドライバー関数が含まれています。

Xlive.dllは、PCゲームの実行にも関与して、Windowsプログラムを正常に実行できるために使用されます。したがって、Xlive.dlがないか、必要なファイルがそこから見つからない場合、関連するソフトが起動しない可能性があります。たとえば、Windows 8/10でMicrosoft ゲームやSteamゲーム（fallout3、dirt2、Gta4など）をプレイしようと思ったら、起動しないケースも多いです。

その時、次のエラーメッセージが見えます。

• 序数○○がダイナミックリンクライブラリdllから見つかりませんでした。
• コンピューターにdllがないため、プログラムを開始できません。

xlive.dll異常警告は、ゲームのプレイ中、プログラムの使用中またはインストール中に発生する可能性があります。また、Windowsの起動中、またはインストールするときにも発生するケースもあります。（このエラーは、Windows 10/8/7、Windows Vista、Windows XP、およびWindows 2000など、ほぼすべてのMicrosoftのオペレーティングシステムで発生する可能性があります。）

ファイルの破損、誤削除などがxlive.dllに関連するエラーメッセージの原因になる可能性があります。もちろん、不適切なインストール操作も原因になる可能性があります。次は、いくつかの対処法をご提案いたします。

関連記事：『解決済み：Windows 10/8/7でdllファイルが見つからない問題』

対処法1：パッチファイル「Games for Live」をダウンロードする（Microsoftゲームのみ）

第三者提供のWebサイトから、xlive.dllをダウンロードすることができますが。xlive.dllがない場合、Microsoftによって提供されるパッチファイルGames for Liveをダウンロードするほうがもっといいと思っています。

ダウンロードリンク：Microsoft Games for Windows Live（このリンクをクリックすると、直接ダウンロードしますよ）

ステップ1：インストールファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「管理者として実行」を選択します。

ステップ2：次に、画面の指示に従ってインストールプロセスを完了します。

その後、xlive.dllが見つからない問題が解決され、ゲームを正常に実行できるはずです。

対処法2：問題のあるプログラムを再インストールする

「コンピューターにXlive.dllがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください」というエラーメッセージが出る場合は、プログラムを再インストールしてください。

対処法3：Xlive.dllファイルを回復する

xlive.dllエラーは、xlive.dllファイルの破損、紛失が原因で発生する可能性が高いです。この場合、xlive.dllファイルを回復するのもいい解決策だと思ってます。自分でファイルを誤って削除した場合は、ごみ箱から回復してみてください。もし、ごみ箱で見つからないなら、データ回復ソフトを試してみてください。

ここでは、無料版利用可能なMiniTool Partition Wizardをお勧めします。この無料ソフトが使いやすくて、数回のクリックで失われたデータを回復できます。

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MiniTool Partition Wizardをインストールした後、ソフトを開いて、メインインターフェイスに入ります。そして、以下の手順に従って紛失したファイルを回復しましょう。

ステップ1：データ復元機能を選択します。

ステップ2：xlive.dllファイルの保存場所であるドライブを選択したら、「スキャン」をクリックして操作を開始します。

ステップ3：その後、ソフトがターゲットドライブを自動的にスキャンします。次に、スキャンの進行状況が見えます。

ステップ4：スキャンプロセスが完了したら、「検索」機能で失われたdllファイルを見つけて「保存」をクリックします。

ステップ5：提供された保存場所からディレクトリを選択します。もちろん、手動でパスを入力しても構いません。その後、「OK」をクリックして変更を保存します。

ステップ6：すべての操作が終ったら、次のメモボックスが表示されます。「OK」をクリックして操作を終了します。

対処法4：PCでマルウェア対策を実行する

DLLファイルの紛失は通常、マルウェア感染の兆候です。したがって、コンピューターにxlive.dll異常警告が発生したら、PCがマルウェアに感染している可能性があります。この場合、マルウェア対策を実行してみてください。

Windowsに組み込まれているウイルス対策プログラム（ファイアウォールとWindows Defender）に加えて、市場にはさまざまなウイルス対策ソフトがあります。好きなものを選んでください。そして、コンピューターをスキャンし、悪意のあるソフトとウイルスを駆除してみてください。そのあと、xlive.dllが見つからない問題が解決したかどうかを確認してください。

対処法5：システムの復元を実行する

xlive.dllエラーが発生した場合、システムの復元を実行することで問題を解決できます。重要なファイルの変更または構成問題がxlive.dllエラーの原因であることに疑うなら、その対処法を試してみてください。

注：その対処法は、xlive.dllの問題を修復できることでなく、Windowsが以前の状態にロールバックされます。

対処法6：システムファイルチェッカーを実行する

システムファイルチェッカー（SFC）は、システムファイルの破損の修復に役立つWindows組み込みツールです。システムファイルチェッカーを実行することで、壊れたxlive.dllを修復できます。具体的なやり方は次のとおりです。

ステップ1：検索ボックスにコマンドプロンプトを入力して、検索結果に表示されるコマンドプロンプトを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

ステップ2：プロンプトウィンドウで「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押して操作を実行します。次に、スキャンプロセスが完了するまで、少々お待ちください。

あわせて読みたい：「sfc /scannow」を実行する際にエラーメッセージが出て修復できない場合の対処法

対処法7：RAMとハードディスクをチェックする

RAM（ランダムアクセスメモリ）またはハードドライブに問題があるなら、xlive.dllエラーも発生する可能性があります。このエラーが発生した場合は、RAMとハードドライブにエラーがないか確認してください。ランダムアクセスメモリの問題を確認するやり方については、この投稿を参照してください。

つづいて、ハードドライブの問題を確認する方法をご説明いたします。

ここでは、MiniTool Partition Wizard無料版でハードドライブに不良セクタがあるかどうかを確認します。

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ステップ1：ターゲットドライブをクリックした後、左側のメニューにあるサーフェイステスト機能をクリックします。

ステップ2：「今すぐ開始」をクリックします。

ステップ3：しばらくすると、スキャン結果が表示されます。スキャン結果に赤いブロックがあるなら、ハードドライブに不良セクタがあることを意味します。

不良セクタがある場合は、『Windows10でhddエラーを検査して修復する方法』に進んでください。

対処法8：Windowsレジストリエディターを修復する

Windowsレジストリエディターには、すべてのMicrosoftゲームに必要なDLLファイルの関連情報（保存場所や設定情報など）があります。前の再インストールで残った参照情報と設定が、コンピューターの動作を影響して、ゲームが起動しないケースもあります。

Registry Cleanerはレジストリデータベースをスキャンし、その中の破損または問題のある設定を修復できます。これで、コンピューターを素早くてスムーズに動作できます。また、xlive.dllなどのDLLファイルを修復することもできます。

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結語

この記事がこれで終わります。少しでもお役に立てればうれしいです。

この記事についてご質問がある場合、またはMiniToolソフトウェアについてご不明な点がありましたら、お気軽に[email protected]までご連絡ください。ほかの提案も歓迎です。